【体験】松之山「美人林」の歩き方とキョロロの芸術祭作品

大地の芸術祭
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松之山の美人林は、朝いちに行くのが正解でした。 ブナの林に木漏れ日が差し込む時間帯は、少しひんやりして、静かで、写真もいちばんきれい。ただ、行ってみて分かったこともあります。虫が多めだったり、熊鈴があると安心だったり、サンダルだと歩きにくかったり。 この記事では、美人林を何度も歩いてきた目線で、服装・持ち物・ベストな時間帯をまとめます。あわせて、すぐ近くの里山科学館「キョロロ」と、外に展示された大地の芸術祭の作品も紹介します。読み終わるころには、朝から夕方までの回り方がイメージできるはずです。

この記事でわかること

  • 美人林がいちばんきれいに見える時間帯(結論:朝いち)
  • 服装・持ち物のリアル(サンダルNG/虫除け・熊鈴があると安心)
  • 美人林へのアクセス・駐車場・所要時間の目安
  • 里山科学館「キョロロ」と、外に展示された大地の芸術祭作品の見どころ
  • 半日〜1日で回るモデル動線と、近くの立ち寄りスポット
朝の松之山・美人林のブナ林

美人林は「朝いち」がいちばんきれいだった

先に結論を言うと、美人林は朝の早い時間がおすすめです。 理由は3つ。木漏れ日がきれいで、人が少なくて静かで、そして涼しいから。せっかく行くなら、この3つが全部そろう朝を狙ってほしいです。

木漏れ日が差す時間帯は、少し幻想的

朝早くに着くと、ブナの枝葉のすきまから光がこぼれ落ちてきます。 地面にまだら模様の光が落ちて、ゆらゆら動く。写真で見るより、実物のほうがずっときれいでした。人も少ないので、林の中を独り占めしているような感覚になります。 観光地っぽさがなくて、ただ静か。この時間の空気が、いちばんの見どころだと思います。

ブナの葉のすきまから差し込む木漏れ日

ブナ原生林だから、周りより少しひんやり

美人林はブナの原生林です。 そのぶん木陰が多くて、周辺より気温が少し低めに感じました。夏でも林に入ると空気がひんやりして、歩いていて快適です。 日差しをまともに浴びずに歩けるので、暑い時期の散策先としてもちょうどいいと思います。

美人林へのアクセス・駐車場・所要時間

歩き方の前に、行き方の基本をまとめておきます。 美人林は新潟県十日町市の松之山エリアにあり、車で向かうのが基本です。専用の駐車場があるので、そこに停めてから歩いて向かえます。

  • 住所:〒942-1411 新潟県十日町市松之山松口1225-1(松之山温泉の近く)
  • アクセス:車が便利。最寄りICから山道を経由して向かいます
  • 駐車場:美人林近くに無料駐車場あり(台数には限りあり)
  • 散策の所要時間:ぐるっと一周で30分〜1時間ほど

朝いちを狙うなら、開いている時間に着けるよう早めに出発しておくと安心です。 ※駐車場の台数や道路状況は時期で変わります。訪問前に十日町市観光協会などの最新情報をあわせてご確認ください。

行く前に知っておきたい服装・持ち物(虫・熊)

ここは、行く前にいちばん知りたい部分かもしれません。 結論から言うと、軽装でOK。ただしサンダルだけはやめておいた方がいいです。あわせて、あると安心なものが2つあります。

靴と服装:普通の靴で歩ける

林の中は、歩きやすいように下草がカットされています。 なので、特別な登山靴などは必要なし。普通のスニーカーで問題なく歩けました。服装も軽装でかまいません。 ただ、地面は土や木の根なので、サンダルはNG。足元が不安定になりますし、虫のこともあるので、足を覆う靴で行ってください。

虫除けと熊鈴は、あると安心

自然の林なので、時期によっては虫が多めです。 虫除けスプレーを持っていくと、だいぶ快適に歩けます。腕や足を出す服装なら、なおさらあった方がいいです。 それと、このエリアはツキノワグマの出没に関する声も聞かれます。熊鈴を持っていくと安心感が違います。念のための備えとして用意しておくと、落ち着いて散策できます。 ※熊の出没状況は時期で変わります。最新の注意情報は十日町市や現地の掲示でご確認ください。

鳥の声とキツツキ、静かな溜め池

美人林は「音」も楽しみのひとつでした。 目で見る林の景色だけじゃなく、耳をすませると、ここでしか味わえない時間があります。

ウグイスの声と、木を叩くキツツキの音

春から夏にかけて、いろいろな鳥の声が聞こえます。 ウグイスの鳴き声もそのひとつ。訪れた時期には、キツツキが木を叩く「コンコン」という音も響いていました。姿は見えなくても、音で林のにぎやかさが伝わってきます。 鳥の声に囲まれながら歩くと、マイナスイオンを浴びているような気分になります。

溜め池はあるけど、カエルの声はしなかった

林の中には溜め池があります。 水辺があると、つい「カエルの声がするかな」と思いますよね。でも実際には、カエルの鳴き声は聞こえませんでした。どうやら生息していないようです。 こういう小さな発見も、実際に立ってみないと分からないところ。ちなみに美人林がある松之山は、頭文字Dの作者・しげの秀一さんの地元としても知られています。MFゴーストのアニメでは主人公が美人林に来て森林浴を行うシーンが描かれています。

美人林の入口に立つ「美人林」の標柱

美人林のあとに寄りたい「キョロロ」

美人林から近いので、セットで寄りたいのが里山科学館のキョロロです。 正式名称は「十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ」。名前が長いので、地元では「キョロロ」で通っています。 この「キョロロ」という名前、実はアカショウビンという鳥の鳴き声が由来だそうです。建物全体が里山の自然とつながった、ユニークな科学館です。

里山科学館キョロロの外観と展望の塔

塔に登ると、松之山の里山を一望できる

キョロロには、高い展望の塔があります。 階段を上っていくと、松之山の里山や美人林を一望できる展望台に出られます。開館時間内なら誰でも利用できます。 今回は時間が早かったので、館内には入りませんでした。次に来たときの楽しみに取っておきます。

  • 開館時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)/冬期は時間短縮
  • 休館日:火曜など(冬期は火・水曜)
  • 入館料:一般600円/中学生以下無料

※料金・休館日は変わることがあります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

キョロロのコールテン鋼でできた高い展望の塔

モリアオガエルの池は「入館券」で入れる

キョロロのそばには「キョロロの森」があり、モリアオガエルの生息地になっています。 森に入るには、追加料金は不要。キョロロの入館券で受付に記名し、入山者プレートを受け取れば入れます。 今回は森まで足を延ばせなかったので、次回は塔だけでなく、この池のほうもゆっくり見たいと思っています。

キョロロの外で観た大地の芸術祭の作品

キョロロの外には、大地の芸術祭の作品が展示されています。 今回、じっくり鑑賞したのが、遠藤利克さんの「足下の水(200㎥)」という作品です。

コンセプトは「実在する水」と「想像の水」

この作品は、キョロロの周辺に恒久設置されています。 コールテン鋼という鉄の下に、200立方メートルもの水が閉じ込められた構造です。実在する水と、想像の中の水がせめぎ合う——そんな領域を表現した作品だと感じました。 建物や自然と一体化していて、アートが場所に溶け込んでいるのが伝わってきます。 ※作品の詳しいコンセプト文は、現地の解説板が確実です。訪問時にあわせてご確認ください。

遠藤利克の作品「足下の水(200㎥)」の鉄の床と壁

鉄板を踏むと、水辺にいるような反響音

この作品、実際に鉄板の上を歩けるんです。 踏んでみると、足音が反響して、まるで水辺に立っているような感覚になりました。下に本当に水があると思うと、不思議な気持ちになります。 朝早かったので、人もいなくて静か。反響する音がよりクリアに聞こえて、その静けさもふくめて印象に残りました。

キョロロ周辺の大地の芸術祭 作品リストの看板

美人林+キョロロの回り方とまわりのお店

最後に、半日のモデル動線をまとめます。 朝イチで美人林 → キョロロ。この流れがいちばんしっくりきました。朝に美人林の光を浴びて、その後はキョロロでアートと展望を楽しむ組み立てです。

近くの青空市場・食堂に寄る楽しみ

美人林やキョロロの近くには、立ち寄れるお店があります。

  • 茶処 笑家(わらいや):駐車場のそばにある軽食・喫茶
  • 野菜の直売所:無人の直売所もあり、地元の新鮮野菜が買える

散策のあとに一息つくのにちょうどいいです。営業時間まではチェックできていないので、寄る予定なら現地で確認してみてください。

キョロロの森の散策マップ看板

あわせて読みたい・参考リンク

もっと深掘りしたい人向けに、関連情報もまとめておきます。

  • 大地の芸術祭の他の作品レポートは、当ブログの「大地の芸術祭」カテゴリーもどうぞ
  • キョロロの開館時間・料金の最新情報は、里山科学館キョロロの公式サイトが確実です
  • 熊の出没状況・通行止めなどの注意情報は、十日町市の公式サイトでご確認ください

まとめ:朝いちの美人林から始めてみて

松之山は、朝の美人林からキョロロまで、自然とアートを半日でも十分に楽しめるエリアでした。 持ち物だけ、最後にもう一度。サンダルは避けて歩きやすい靴で、虫除けスプレーと熊鈴があると安心です。この3つがあれば、落ち着いて散策できます。 次の休みは、朝いちの美人林から始めてみてください。木漏れ日の下は、写真より実物のほうがずっと気持ちいいです。

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