千手温泉 千年の湯|十日町の日帰り温泉は源泉かけ流し

温泉
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新潟県十日町市は、へぎそばと棚田で知られる雪国です。その市内、川西エリアにあるのが千手温泉 千年の湯。地域の人にも親しまれている日帰り温泉です。9月のある日、仕事のあとに1時間だけ寄ってきました。

千手温泉 千年の湯の外観
▲ 道路から見た千年の湯の外観

お湯は薄い茶色で、足を入れるととろみを感じるお湯でした。油のような独特のにおいがあり、ここは好き嫌いが分かれます。注意点は3つ。支払いは現金のみ、タオルは持参か有料貸出(300円)、そして駐車場の白線が狭めなので駐車は少し気をつけてください。

施設の紹介|チケットを買って入る、支払いは現金のみ

建物の正面に駐車場があります。私がまず気になったのは、ここでした。区画の白線が狭く感じます。大きめの車だと、隣との間隔がかなり近くなりそうです。急いでいるときほど、ゆっくり入れたほうが安心です。

千年の湯の建物沿いの通路
▲ 建物に沿って続く通路。右手が館内側

玄関を入ると、まずチケットを買います。支払いは現金のみでした。クレジットカードや電子マネーは使えません。家を出る前に、財布の中身を確かめておくといいと思います。

千手温泉 千年の湯の看板
▲ 玄関脇に掲げられた「千手温泉 千年の湯」の看板

入館料は大人(中学生以上)800円、小学生400円、小学生未満は無料です。私は昼間に行ったので800円でした。18時以降は夜間割引があり、大人700円になります。100円の差ですが、仕事帰りに寄る人にはうれしい設定です。

千年の湯の営業案内と料金表
▲ 玄関の料金表。支払いは現金のみ

お湯|薄い茶色でとろみがあって、上がってからも汗が引かない

ここが千年の湯の中心です。

浴室に入ると、湯船のお湯が薄い茶色をしていました。濁っているというより、薄く色がついている感じです。底はきちんと見えます。

足を入れると、まず「とろっ」としました。肌にまとわりつくような、ぬるぬるとした感触です。手で湯をすくうと、指の間を流れる感じが普通のお湯と違います。

においは、はっきりありました。油のような、独特のにおいです。温泉のにおいというと硫黄を思い浮かべる人が多いと思いますが、これはまったく別の系統です。正直に言うと、苦手な人はいると思います。独特の香りも、この温泉の特徴のひとつです。

浴室は玉石風呂と檜風呂の2種類あり、男湯と女湯が週替わりで入れ替わります。この日の男湯は檜風呂でした。次に来たときは玉石風呂に入れるということです。同じ施設で違う浴室に入れるのは、何度も通う楽しみになります。内湯にはジェットバスの付いた浴槽もありました。

千年の湯の館内案内図
▲ 館内案内図。浴室は2つに分かれていて、男湯と女湯が週替わりで入れ替わる

露天風呂には、温度の異なる2つの浴槽があります。公式サイトによると、冬は通常と少し熱め、夏は通常とぬるめに設定されています。私はこの日、時間がありませんでした。あまり汗をかいて帰りたくなかったので、ぬるめのほうに長めに浸かりました。私にはゆっくり浸かりやすい温度でした。

熱めのほうは、短い時間だけ入りました。これがかなり熱いです。長く入る湯ではなく、最後に体を締めるように入る湯だと思いました。短い時間でも、じんと熱が入ってきます。

露天にはひとり用の湯船が2つあります。ここが気に入りました。誰にも気をつかわず、ひとりで湯に浸かれます。この日は空いていたので、のんびりできました。

公式サイトには「加温も循環もしていない源泉かけ流し」と書かれています。加温や循環をせず、源泉かけ流しで使っているということです。

湯上がりが印象的でした。汗をかかないように入ったつもりだったのに、脱衣所で着替えても、汗がなかなか引きませんでした。体の芯に熱が残っている感じです。上着を着るのを少し待ってから、外に出ました。時間がない日に来るなら、着替えたあとに10分ほど余裕を見ておくといいと思います。

浴室と脱衣所|洗い場は12、アメニティはひと通りそろう

洗い場の数は12でした。この日は半分ほどが空いていて、待つことはありませんでした。

洗い場のそばには、腰かけられるベンチと、個別の椅子が2つありました。のぼせかけたときに一度座れる場所があるのは、ありがたいです。

アメニティは、公式サイトによるとシャンプー・リンス・ボディソープ・化粧水・乳液・ドライヤーがそろっています。ヘアブラシは有料です。体を洗うものは手ぶらで大丈夫ですが、タオルは別です。

タオルは持参が基本です。私は家から持っていきました。忘れた場合はフェイスタオル・バスタオルの有料貸出が300円です。

サウナと水風呂|コンパクトなサウナと井戸水

サウナもあります。ただし、広くはありません。訪問時は、4人ほどでいっぱいに感じる大きさでした。

サウナマットは用意されていました。持参しなくて大丈夫です。

水風呂は井戸水でした。冷却機で冷やしている施設が多いなかで、これは珍しい部類だと思います。訪問時の水温は冷たすぎず、私には入りやすく感じました。水温は季節によって変わります。

サウナはコンパクトなので、混雑時は待つ可能性があります。温泉とあわせて利用するつもりで、時間に余裕を持っておくと安心です。

食事処|料理は近くのお店から出前で届く

館内には広めの食事処があります。ここの仕組みが少し変わっています。

千年の湯の食事処・大広間
▲ 広い食事処。手前は食事専用の席

千年の湯には、館内に厨房がありません。食券を購入すると、近くのお店から出来立ての料理が出前で届きます。これには、ちょっとおどろきました。温泉施設のなかで料理を作っているのではなく、外のお店の味がそのまま運ばれてくるということです。

つまり、湯上がりに食べられるのは「温泉施設の食事」ではなく「町のお店の料理」です。寿司屋や食堂、ラーメン店など、地元のいろいろな専門店が協力しているそうで、メニューの種類も豊富だと聞いています。地域の店の料理を館内で楽しめる仕組みです。

千年の湯に届く出前のメニュー表
▲ 出前のメニュー表。そば・ラーメン・寿司と、店ごとに分かれている

私はまだ食事を利用していないため、味や提供までの時間は確認できていません。

私は今回、受付から出るまで1時間しかなかったので食べていません。仕組みだけ確かめて帰ってきました。出来上がりを待つ時間が必要なので、食事も目当てにするなら、湯に入る時間とは別に余裕を見ておいたほうがいいと思います。公式サイトでは店ごとにラストオーダーや定休日が異なるため、食事も目当てにする場合は事前に確認すると安心です。

次は時間をつくって、ここで食事もしてみようと思っています。

休憩スペースと物販|ロビーに野菜と駄菓子が並ぶ

ロビーには物販コーナーがあります。地元の野菜、駄菓子、パンなどが並んでいました。温泉の帰りに野菜を買って帰る。地元の方の使い方が見えて、おもしろい光景です。

千年の湯ロビーの物販コーナー
▲ 地元の野菜や駄菓子が並ぶロビー

休憩できるスペースもあるので、湯上がりに体の熱が引くのを待つこともできます。私はここで少し座ってから外に出ました。

千年の湯のロビー
▲ 天井の高いロビー。湯上がりに座って休める
千年の湯のロビーに飾られた書
▲ ロビーに飾られた大きな書。23周年の感謝祭で書かれたもの

混雑と時間帯|洗い場12のうち半分が空いていた

私が行ったときは空いていました。洗い場12のうち、埋まっていたのは半分ほどです。露天のひとり用の湯船も、順番を待たずに入れました。

滞在時間は、受付から出るまでで1時間でした。湯船を一通り回って、体を洗って、着替えて1時間。急いだわけではありませんが、余裕があったわけでもありません。ゆっくりしたいなら1時間半、食事も入れるなら2時間は見ておきたいところです。

混雑状況は曜日やイベントによって変わります。今回の訪問時は空いていましたが、別の時間帯も同じとは限りません。静かに入りたい場合は、当日の状況を施設へ確認すると確実です。

千年の湯のイベントカレンダー
▲ 受付前のイベントカレンダー。割引の日がひと目で分かる

家族風呂|貸切は電話予約、3か月前から

貸切の家族風呂があります。公式サイトによると1,200円(入館料は別)で、電話予約は3か月前から受け付けています。

小さな子ども連れや、家族で気兼ねなく入りたいときの選択肢になります。利用は2名以上、1回1時間30分以内です。予約状況は日によって異なるため、日程が決まっているなら早めに電話しておくと安心です。

足湯|無料。建物の外にあるので、湯上がりにも寄れる

千年の湯には、無料で入れる足湯があります。

場所は建物の外、駐車場のそばです。館内に入らなくても利用できます。公式案内では無料ですが、冬季は休止することがあるため、事前に最新のお知らせをご確認ください。

私が外に出たときには、お風呂上がりの方が何人か集まって足を入れていました。湯に浸かったあと、そのまま帰らずに足湯で少し話していく。そういう場所になっているようです。地元の人の居場所になっているのが、なんとなく伝わってきました。

私はこの日、時間がなくて足湯には入れませんでした。次は必ず入ってきます。タオルを1枚持っていけば、足を拭いてすぐ車に乗れます。

千年の湯の無料の足湯
▲ 建物の外にある無料の足湯
夜の千手温泉 千年の湯の外観
▲ 夜の千年の湯。回廊に明かりが灯る

基本情報

項目 内容
名称 千手温泉 千年の湯
住所 〒948-0144 新潟県十日町市水口沢121-7
営業時間 10:00〜22:00(最終受付21:30)/12月20日〜2月末は10:00〜21:00(最終受付20:30)
定休日 年中無休(機械点検などによる臨時休館あり)
入館料 大人(中学生以上)800円/小学生400円/小学生未満無料/18時以降は大人700円
家族風呂 1,200円(入館料別)・2名以上・1時間30分以内・電話予約(3か月前から)
足湯 無料(建物の外・冬季休止の場合あり)
タオル 有料貸出300円(フェイス・バス)
アメニティ シャンプー・リンス・ボディソープ・化粧水・乳液・ドライヤー/ヘアブラシは有料
浴室 玉石風呂・檜風呂(男女週替わり)、露天風呂、サウナ、水風呂
食事 食事処あり(料理は近隣店から出前)
支払い 現金のみ
公式サイト https://machidukuri-kawanishi.com/sennennoyu/
情報確認日 2026年9月18日

※2026年9月訪問時点の情報です。最新情報は公式サイト・公式SNSでご確認ください。

まとめ

千手温泉 千年の湯は、薄い茶色でとろみのある源泉かけ流しのお湯に入れる日帰り温泉でした。油のような独特のにおいがあり、湯上がりは汗がなかなか引きません。玉石風呂と檜風呂が週替わりで入れ替わるので、通うほど楽しみが増えます。

向いているのは、お湯そのものを味わいたい人です。露天のぬるめにゆっくり浸かる時間は、それだけで来た甲斐があります。逆に、広いサウナでしっかり整えたい人には物足りないかもしれません。

行く前に確かめておきたいのは3つ。現金を用意すること、タオルを持っていくこと、そして駐車場は白線が狭めなのでゆっくり停めること。この3つは、行く前に確認しておきたい主なポイントです。

次は時間をつくって、出前で届く食事処と、外の足湯を試してきます。

おまけプチ情報

ほのか
ほのか

ねえguuu、お湯が茶色いのって、汚れてるわけじゃないよね?

guuu
guuu

違うよ。公式サイトにも『薄茶褐色』と案内されていて、この色自体が源泉の特徴なんだ

ほのか
ほのか

へえ。でもさ、あの油みたいなにおいは何なの? ちょっとびっくりしたんだけど

guuu
guuu

独特の香りも、この温泉の特徴だね。公式サイトには『加温も循環もしていない源泉かけ流し』と書いてある。沸かし直したり、ろ過して循環させたりしていないということなんだ

ほのか
ほのか

じゃあ、湧いたお湯にそのまま入ってるってこと? ぜいたくだなあ

guuu
guuu

そう。私の場合は、上がったあともしばらく汗が引かなかったよ。入り方や体調によって感じ方は変わりそうだね

ほのか
ほのか

そういえば、テレビで見たことある気がする

guuu
guuu

よく覚えてたね。テレビ朝日の公式記録によると、『ナニコレ珍百景』の「温泉施設の不思議な食堂」として、2013年5月29日に紹介されたんだ

ほのか
ほのか

じゃあ次は足湯もね。あそこなら私も入れるでしょ

guuu
guuu

いいね。外にあるから、時間がない日でも寄れそうだ。みなさんも十日町に寄ることがあったら、まずは足を入れてみてください


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千年の湯のお湯は持って帰れないけれど

ほのか
ほのか

あのとろっとしたお湯、家のお風呂でも入れたらいいのにね。

guuu
guuu

そうなんだよね。それで気になっているのが、北海道の二股温泉でとれる湯の花なんだ。

ほのか
ほのか

湯の花って、温泉の成分が固まったもの? 千年の湯と同じお湯になるの?

guuu
guuu

泉質は別物だから、同じにはならないよ。ただ、2026年9月19日の確認時点では、お試しセットが税込980円なので、まずはそこから試してみようと思ってる。

\ 北海道・二股温泉の湯の花を、家のお風呂で /


今後も十日町・中越エリアで立ち寄った他の温泉も紹介していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

See you next time!

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