国道8号線を長岡から柏崎方面へ走ると、道路脇に突然現れる巨大な串団子。あれが何なのか気になっていた人、多いんじゃないでしょうか。
正体は、長岡の和菓子店「江口だんご本店」です。
私は春から秋にかけて年に5回ほど通っています。最初は知人に教えてもらうまで何の店か知らなかったのですが、今では長岡方面に出るたびに寄るのが習慣になりました。
この記事では、通っているからこそわかる江口だんご本店の楽しみ方を、買い方のコツ・おすすめの和菓子・敷地の見どころ・行く前の注意点までまとめます。最後は、実際によく聞かれる疑問への答えを会話形式でまとめました。
先に結論|江口だんご本店のまわり方
- 到着したらまず販売所へ/棚から取る形ではないのでカウンターで注文。箱詰めに時間がかかります
- 待っている間に庭園を散策/苔と紅葉の庭、さざれ石、アメリカ製のピアノ、昔ながらのかまど
- 2階の甘味喫茶で休憩/10:00〜17:30(ラストオーダー17:00)。席数は少なめ
- 帰り際に「雪甘月」へ/プリンやロールケーキを購入。プリンの容器を返すと50円戻ります
※焼きたて団子の実演販売は土日祝限定、本店は無休。ゆっくり選びたいなら平日がおすすめです。
江口だんご本店とは?巨大串団子が目印の長岡の和菓子店
江口だんごは長岡市内に複数の店舗を構える和菓子店。その本店が国道8号線沿いにあります。駅ナカなどの店舗もありますが、敷地全体を楽しめるのは本店だけです。

建物は古民家を移築したもの。のれんをくぐると、けやきの一枚板に「笑門迎賓客」と彫られた看板が出迎えてくれます。行灯が並ぶ通路の先に、前庭と雁木造りの回廊が続きます。


雁木造りの通路は雪国らしい造り。同じ新潟で街ごと雁木が続く景色を見たいなら、塩沢宿・牧之通りの雁木の街並みもおすすめです。
敷地内には販売所、2階の甘味喫茶、洋菓子の「雪甘月(ゆきかんげつ)」、中庭、カフェ。壁に案内マップが貼ってあるので、まず眺めてから動くと迷いません。

ちなみに本店は無休です。支店は木曜が定休なので、木曜に行くなら本店一択になります。
江口だんご本店の買い方にはコツがある|注文から受け取りまで
団子は注文を受けてから箱に詰める方式です。カウンターで頼むと呼び出しブザーを渡され、鳴ったら受け取りに行きます。支払いは現金かPayPayでした。

棚から自分で取ってレジに並ぶ形ではないので、初めてだと少し戸惑います。五色団子などは箱詰めに時間がかかるため、混雑時は受け取りまで数分待つこともありました。先に団子を注文して、ブザーが鳴るまでの間に庭を見て回るのが、待ち時間を無駄にしないコツです。
私が通っている中での体感ですが、平日の昼過ぎでも客足は途切れません。土日祝になると県外ナンバーや観光ツアーの客が加わり、レジ前が長蛇の列になります。ゆっくり選びたい、過ごしたいというなら平日一択です。
実食レポ|江口だんご本店のおすすめは五色団子だけじゃない
看板商品は、あん・茶・ごま・醤油・のりが一本になった五色団子。もちろん美味しいのですが、年5回通う私が毎回買うのは別の2つです。
ひとつは日本酒が練り込まれたどら焼き(183円)。ひと口目、皮の甘さより先に酒の香りがすっと鼻に抜けます。酒粕のような重さはなく、後味は軽い。この値段でこの個性なら、手土産に混ぜると必ず話題になります。
もうひとつが「お茶目もち」(540円)。ずんだあんがこれでもかと積まれていて、餅が見えないほど。豆の粒感が残っていて、甘さより枝豆の青い香りが前に出ます。ずんだ好きならまず外しません。ただし賞味期限は購入当日まで。手土産にするなら渡す日に買うのが前提で、遠方へのおみやげには向きません。

そして今回の一番の収穫が、新商品の味噌キャラメルどら焼き。食べた瞬間にキャラメルの程よい甘さのあとに味噌の香が追いかけてきます。

新商品や季節商品は入れ替わるので、行くたびに棚を一周するのが習慣になっています。
江口だんご本店 敷地の見どころと行く前の注意点
庭園・さざれ石・ピアノ・かまど
門をくぐった先の庭が、想像以上に立派です。苔と紅葉が敷きつめられ、雨上がりだと緑がいっそう濃く見えます。
庭へ抜ける長屋門にかかったのれん。このすき間の先に苔と紅葉の庭が広がっていて、団子の受け取りを待つ間の散策コースになります。

その一角にあるのが「さざれ石」。国歌「君が代」に詠まれている、あの石です。説明看板も立っているので、読んでみてください。

建物の中には1900年頃アメリカ製のピアノがあり、希望すれば弾かせてもらえるそうです。奥には昔ながらのかまども残っています。


雪甘月のプリンは容器を返すと50円戻る
回廊の先が蔵づくりの洋菓子店「雪甘月」。ここのプリン(432円)は容器が使い捨てではなく陶器で、食べ終えた容器を店に持っていくと50円返してもらえます(ひび・割れがある場合を除く)。


プリン自体はオーブンでじっくり焼いた昔ながらのタイプ。器の手ざわりも良くて、返しに行くのが少し惜しくなります。ロールケーキには村上市の「村上茶」を使ったものもありました。

行く前に知っておきたいこと
入口で最初に目に入ったのが、「本日の御膳は終了しました」の貼り紙でした。昼過ぎに着いた時点でもう食事メニューが終わっていたんです。甘味は全時間帯注文できますが、御膳目当てなら早めに。

- 2階の甘味喫茶は席が少なめ。買った商品の持ち込みは不可で、混雑時は記名して待ちます
- 焼きたて団子の実演販売は土日祝限定
- 敷地内での購入品の飲食、ペット同伴での入店は不可
- 毎年8月上旬の長岡まつり大花火大会の時期は、周辺の交通量がかなり増えます
- 夏場はかき氷も販売(2026年7月28日時点)
- お茶目もちなどの生菓子は賞味期限が当日まで。遠方への手土産は、日持ちをカウンターで確認してから選ぶと安心です


江口だんご本店 基本情報(住所・営業時間・定休日)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 江口だんご本店 |
| 住所 | 新潟県長岡市宮本東方町52-1 |
| 定休日 | 無休(支店は木曜定休) |
| 甘味喫茶 | 10:00〜17:30(ラストオーダー17:00) |
| 雪甘月 | 10:00〜17:00 |
| 実演販売所 | 土日祝限定 10:00〜16:00 |
| 参考価格 | どら焼き183円/お茶目もち540円/雪甘月プリン432円(2026年7月28日時点) |
| アクセス | 国道8号線沿い(長岡ICから車で約15分) |
| 駐車場 | あり |
| 支払い | 現金・PayPay |
※価格・営業時間は2026年7月28日の訪問時点のものです。変わることがあるので、最新情報は江口だんご公式サイトでご確認ください。
よくある質問|江口だんご本店
ここからは、江口だんご本店について実際によく聞かれることを、和菓子好きの「あんこ」の質問に私(guuu)が答える形でまとめます。営業時間や価格は2026年7月28日に訪れた時点のものなので、最新情報は江口だんご公式サイトでご確認ください。
江口だんご本店の定休日はいつですか?

まずは基本から。お店がお休みの日ってあるんですか?

本店は無休です。
支店は木曜が定休なので、木曜に動くなら本店一択になります。
駐車場はありますか?

車で行きたいんですけど、停める場所は困りませんか?

国道8号線沿いで駐車場付きなので、そこは安心です。
ただ毎年8月上旬の長岡まつり大花火大会の時期は周辺の交通量がかなり増えます。その時期だけは時間に余裕をみてください。
支払いにキャッシュレスは使えますか?

お財布に現金がないとき、カードやスマホ決済でも大丈夫ですか?

2026年7月28日に訪れたときに使えたのは現金とPayPayでした。
支払い方法は変わることがあるので、カード類だけで行くのは避けて、現金も少し持っておくと安心です。
焼きたての団子は平日でも食べられますか?

焼きたてのお団子、平日に行っても食べられますか?

実演販売は土日祝限定で10:00〜16:00です。焼きたて狙いなら土日祝ですね。
逆に平日は列が短くて、ゆっくり棚を見られます。目的で曜日を選ぶのがおすすめです。
食事メニュー(御膳)は何時までですか?

お昼をまたぐ時間に着いたら、御膳はまだ頼めますか?

提供は甘味喫茶の営業時間(10:00〜17:30/ラストオーダー17:00)の中ですが、実際は売り切れ次第終了です。
私が昼過ぎに着いたときは、もう「本日の御膳は終了しました」の貼り紙が出ていました。確実に食べたいなら、開店直後から正午前までに入るのが安全です。
甘味は全時間帯注文できるので、遅く着いたら2階の甘味喫茶に切り替えるのが正解です。ほかの注意点は行く前に知っておきたいことにまとめています。
買ったものを敷地内で食べられますか?

買ったお団子を、あのきれいなお庭で食べたりできますか?

それはできません。敷地内での購入品の飲食と、ペット同伴での入店は不可です。
2階の甘味喫茶も持ち込みはできないので、その場で食べるなら喫茶で注文する形になります。庭は敷地の見どころで写真付きで紹介しているので、散策だけでも十分楽しめますよ。
手土産に向いているのはどれですか?

手土産で迷ったときは、何を選べばいいですか?

配りやすさなら日本酒入りのどら焼きと味噌キャラメルどら焼き。話題にもなります(味の感想は実食レポで書いています)。
一方で「お茶目もち」などの生菓子は賞味期限が当日まで。遠方へ持っていくなら、日持ちをカウンターで確認してから選ぶと安心です。

なるほど……曜日と時間で、楽しみ方がけっこう変わるんですね。

そこだけ押さえておけば、あとは棚を一周して好きなものを選ぶだけです。
まとめ|長岡に出たら江口だんご本店へ寄り道を
江口だんご本店は、団子を買うだけの店ではありません。長屋門をくぐって庭を眺めて、古民家の太い梁を見上げて、2階の甘味喫茶で一息つく。帰りに雪甘月で洋菓子を買えば、それだけで小さな旅になります。
焼きたてを狙うなら土日祝、ゆっくり選びたいなら平日。御膳が目当てなら早めの時間に。年5回通ってもまだ新商品に出会えるのだから、飽きる気がしません。
巨大な串団子が見えたら、そこが寄り道の合図です。
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