大厳寺高原・希望館の肉味噌ラーメン|12時が狙い目、道は405号

ランチ
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山あいの施設へ向かうとき、いちばん不安なのは「道が細くないか」ではないでしょうか。私も出発前、地図を何度も拡大して確かめました。

結論から書きます。カーナビの目的地は「松之山温泉」に設定し、国道353号から「松之山温泉入口」を経由します。松之山温泉へ入った後は、約1kmごとにある大厳寺高原の案内看板に従って進めば大丈夫です。国道405号で道が左右に分かれたら、右側の幅が広い道へ進みます。左側は近道ですが、車一台分ほどの細い区間があります。

この日は高原に立つ「希望館」で名物の肉味噌ラーメン(公式メニュー名は「特製肉味噌麺」)を食べ、道中で大地の芸術祭の作品を三つ見てきました。順番に紹介します。

国道405号の分岐では、右の広い道へ

松之山温泉街を抜け、スキー場を通り過ぎて天水越へ。案内看板に従って進むと、国道405号の途中で道が左右に分かれます。分岐の中央に希望館の案内看板が立つ、ここが判断する場所です。

松之山温泉側から来た場合は、右側の幅が広い道へ進みます。左側は近道ですが、車一台分ほどの細い区間があり、対向車が来ると待つことになります。私は右側を選びました。約1km遠回りになりますが、道幅に余裕があり、初めてでも走りやすかったです。

大厳寺高原へ向かう分岐に立つ案内看板
天水越を過ぎるとこの分岐。松之山温泉側から来た場合は、右の広い道へ進みます。左は細い近道なので、初めてなら右が走りやすいと感じました。

松之山温泉街から高原までは、私の運転で約15分の登りでした。まつだい駅から松之山までは公式の案内で車約15分なので、駅から向かうならさらに時間を見ておくと安心です。

迷いにくい順番はこうです。国道353号 →「松之山温泉入口」の看板 → 松之山温泉スキー場 → 国道405号 → 道が二手に分かれたら右の広い道 → 大厳寺高原(標高700m)。キャンプ場を直接ナビに入れると悪路や遠回りを案内されることがあるため、まずは「松之山温泉」を目的地にするのが公式のおすすめです。残雪期(4〜6月ごろ)は周辺の道が通行止めになることもあるので、出発前に公式サイトのお知らせを確認しておくと安心です。

駐車場は広い。ただし舗装されていません

希望館はキャンプ場の入り口すぐに立つ、木造ロッジ風の大きな建物です。見落とす心配はありません。目の前の駐車場はランチ利用でも無料ですが、路面は砂利のまま。車高の低い車は、ゆっくり入るのが安心です。

車を降りた瞬間、土と草の匂いがして、風がすっと首筋を抜けていきました。麓とは体感で数度違います。

大厳寺高原に立つ希望館の外観
キャンプ場の入り口すぐに立つ希望館。ロッジ風の建物で、遠くからでも見つけられました。

 

未舗装で砂利敷きの希望館の駐車場
一面が砂利と土で、白線もありません。停める場所には余裕がありました。

肉味噌ラーメンは12時以降が狙い目

食事の提供は11時から(ラストオーダーは14時半。お盆などの特別シーズンを除き、水曜が定休日)。開始直後はすでに列ができていました。ただ、ここを訪れる人はほとんどが食事目的なので、12時を回ると席が空きはじめます。出遅れたつもりが、結果的に正解でした。

この肉味噌ラーメンは、2025年9月4日放送のテレビ東京『タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!』でも紹介されています。

肉味噌ラーメンは、丼から立ちのぼる味噌の香りが最初に来ます。ひと口目は思ったより穏やかで、後から肉味噌のコクが追いかけてきました。山を登ってきた体に、この塩気がよく染みます。館内にエアコンはありませんが、窓から入る風だけで十分涼しく、汗が引いていくのが分かりました。

希望館の名物、肉味噌ラーメン
肉味噌ラーメン。刻んだ青ねぎが表面を覆い、味噌の香りが最初に立ちのぼりました。

夏限定の冷やし中華は、メロンが載っていました

もう一品、夏限定の冷やし中華も頼みました。メロンが添えられた盛り付けに、思わず声が出ました。色の並べ方が丁寧で、しばらく箸をつけられなかったほどです。量は控えめなので、しっかり食べたい人は他のメニューと組み合わせるのがよさそうです。

メロンが添えられた夏限定の冷やし中華
夏限定の冷やし中華は、ガラスの器にメロンとトマト。名前から想像する姿とは別の料理でした。
希望館の入口にある食券の券売機
注文は先に券売機で。ボタンの数が多いので、並ぶ前に決めておくとスムーズです。

道中で足が止まった、大地の芸術祭の三作品

急ぐつもりが、結局三か所で車を停めました。

掃天帯地 ―天水越の塔―

地域の人たちが作った形が集まり、一本の塔になっています。ばらばらの形が一つになっていく姿に、この土地の結びつきが見えた気がしました。

掃天帯地 ―天水越の塔―の作品案内板
作品番号はY-068。黄色い案内板と電子スタンプラリーのQRコードが目印です。
土の形が積み上げられた掃天帯地 天水越の塔
近づくと、一つずつ形も色も違います。つくった人の手のあとが、そのまま残っているようでした。

ステップ イン プラン

高さ20mほどの巨大な看板のような作品で、中の階段を上れます。芸術というより、町ごと遊具にしたような愉快さがありました。場所は松之山エリアの入口、池尻交差点の近くです。

ステップ イン プランの作品案内板
Y-026、ジョン・クルメリングの作品。案内板の奥、斜面の上に本体が見えています。
看板を組み合わせた巨大な作品ステップ イン プラン
松之山温泉、スキー場、キョロロ。地名や施設名の看板が、空に向かって組み上がっています。
ステップ イン プランの階段と看板の裏側
階段は上まで続いています。見上げると、看板の裏側と鉄骨が重なって見えました。

 

悠久のいとなみ

鉄の構造物の中で木が育つ作品です。以前より緑が明らかに大きくなっていて、ここがいちばん心に残りました。立ち止まって見上げていると、聞こえるのはヒグラシの声だけ。写真では、この静けさは残せません。

 

悠久のいとなみ ―The Eternal―の作品案内板
Y-003「悠久のいとなみ ―The Eternal」。作品は案内板のすぐ後ろ、草地の中に立っています。
鉄のかごの内側で枝を伸ばす木
鉄のかごの中から木が伸びています。完成した日より、今のほうが作品らしく見えました。

三つとも、完成して終わりではなく、地域や自然と一緒に変わり続けている作品でした。

同じ松之山エリアなら、美人林とキョロロの芸術祭作品も歩いて回れます。

行く前に知っておきたいこと

高原にはキャンプ場があり、不動池では釣り(遊漁券制)やサップを楽しむ人もいました。気温は麓より低めなので、羽織るものが一枚あると安心です。

足元は砂利や土が多く、スニーカーが歩きやすいはずです。歩く距離は長くないので、ゆっくり進めば年配の方でも回れます。ベビーカーは砂利道で押しにくいと感じました。トイレは希望館の中と、キャンプ場の敷地内にもあります。芸術祭の作品は原則、祝日を除く火・水が定休です。屋外の常設作品には通年見られるものもありますが、公開状況は作品ごとに違うので、行く前に公式サイトで確かめておくと安心です。雨の日は足元がぬかるむので、晴れた日を選ぶのが無難です。

この日のタイムスケジュール

  • 10:30 松之山温泉街を出発、国道405号へ
  • 11:00 天水越〜大厳寺高原の芸術祭作品に立ち寄り
  • 12:15 希望館でラーメン
  • 13:15 高原を散策
  • 14:30 帰路

先に作品を見てから、12時過ぎに食事へ。《ステップ イン プラン》だけは松之山エリアの入口(池尻交差点)にあるので、松之山へ入るときか帰り道に組み込むとムダがありません。

※営業時間やメニューは変わることがあります。訪問時点の情報です。

基本情報

名称 大厳寺高原 希望館(越後妻有大厳寺高原キャンプ場内)
所在地 〒942-1435 新潟県十日町市松之山天水越3140
営業時間 レストラン 11:00〜15:00(ラストオーダー 14:30)
定休日 毎週水曜日
注文方法 券売機
駐車場 あり(未舗装・砂利)
公式サイト 越後妻有大厳寺高原キャンプ場
情報確認日 2026年9月13日

まとめ|道の選び方と、時間のずらし方

道の選び方ひとつで気持ちの余裕が変わり、時間を少しずらすだけで席の空き方が変わります。そして、車を降りたときの風と、作品の前で聞いたヒグラシの声。空を見上げるとトンボの群れがゆっくり泳いでいる。あれは写真に写りませんでした。

帰り道は、松之山温泉の鷹の湯に寄って汗を流してから帰りました。高原を歩いたあとの温泉は格別で、これも含めてひとつの旅だったと思います。お湯の熱さや浴室の様子は、松之山温泉「鷹の湯」の体験レポに書きました。

次は朝から来て、釣りまで楽しんでみるつもりです。また来ます。

おまけ|大厳寺高原のプチ情報

あんこ
あんこ
大厳寺高原のキャンプ場って、シャワーはあるの? 汗をかいたあとが気になって。
guuu
guuu
ある。公式サイトによると、脱衣室からブース分けされたユニット式で、男女2室ずつだ。ドライヤーの設置情報もある。
あんこ
あんこ
料金とか、使える時間は?
guuu
guuu
そこは公式サイトに書かれていなかった。予約のときに直接聞くのが確実だな。

※シャワーの設備は時期によって変わることがあります。おでかけ前に公式情報でご確認ください。


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泊まりで行くなら

あんこ
あんこ
日帰りだと、歩いて、食べて、温泉に寄るだけで夕方だったね。
guuu
guuu
そうだな。泊まるなら松之山温泉だ。高原から車で15分ほどで、日本三大薬湯のひとつと言われる湯がある。
あんこ
あんこ
朝の高原も、見てみたいな。
guuu
guuu
それなら前の日に泊まるのが早い。宿の空きだけ、先に見ておくといい。



じゃらんnetの特集ページで「松之山温泉」と検索すると、高原から車で15分ほどの宿が見つかります。


今後も松之山エリアで立ち寄った他の場所も紹介していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
See you next time!

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