十日町・中里の「ミオンなかさと」が、7月19日(日)に開館30周年の感謝祭を開催します。当日は入浴料がなんと大人300円。
実はここ、私が回数券を買って通っている行きつけの温泉です。紅茶色のつるつるした湯とフィンランドサウナ。そして湯上がりには、歩いて大地の芸術祭の作品まで巡れます。
この記事では、通っているからこそ分かるミオンなかさとの楽しみ方と、30周年感謝祭の内容をまとめました。行こうか迷っている方は、これを読めば当日のイメージがつかめるはずです。
この記事でわかること
- 7/19(日)の30周年感謝祭の割引・イベント内容
- ミオンなかさとの基本情報とお得な回数券のこと
- 紅茶色のモール泉とフィンランドサウナの魅力
- 湯上がりに徒歩で巡れる大地の芸術祭3作品
7/19(日)は30周年感謝祭|入浴300円&くじ引きも

まずは目玉の情報から。7月19日(日)は当日限定で入浴料が特別価格になります。
- 大人(中学生以上):通常800円 → 300円
- 小学生:通常400円 → 100円
大人が300円で温泉に入れる機会は、そうそうありません。

さらに、売店・直売所・食事処での1会計1,000円ごとに参加できる、くじ引きキャンペーンもあります。先着150本でハズレ無し。景品にはニンテンドーSwitch2や、夕食御膳付きのペア宿泊券、清津峡トンネルに朝一番で入れる特別ご招待券などが並んでいました。
食事処ではラーメン、ざるそば・うどん、生ビール、Ryuzu監修カレーなどが500円で食べられるワンコインメニューも当日限定で登場します。
午前中には太鼓の演奏や鏡割り(振舞い酒)などの記念セレモニーもあり、参加者先着30名にはオリジナル保湿ゲルミニのプレゼントがあるそうです。
※イベント内容は予告なく変更・中止になる場合があります。最新情報は公式サイトやSNSでご確認ください。
ミオンなかさとってどんな施設?

ミオンなかさとは、十日町市の中里地域にある温泉総合保養施設です。日帰り温泉がメインですが客室もあり、素泊まり5,650円〜で宿泊もできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 新潟県十日町市宮中己4197 |
| TEL | 025-763-4811 |
| 入浴料 | 大人800円/小学生400円/未就学児無料 |
| 営業時間 | 3〜11月 10:00〜22:00(最終入館21:30)/12〜2月 10:00〜21:00 |
| 休館日 | 毎週木曜(食事処は水曜も休み) |
| 駐車場 | 無料・250台 |
私のおすすめは12枚綴りの回数券(8,000円)。1回あたり約667円になる計算で、通うならこれ一択です。私も毎回この回数券を使っています。ミオンと、同じ中里の「ゆくら妻有」の両方で使える共通券なのもうれしいところ。

営業時間は豪雪地帯ということもあり、冬季(12〜2月)は1時間短くなります。季節で変わるので、初めて行く方はご注意ください。
アクセスは車が便利です。十日町駅から車で約20分、関越道の塩沢石打ICからは国道353号で中里方面へ。電車なら飯山線の越後田沢駅が最寄りです。
駐車場は広くて無料なので、車で行けばまず停められます。ただ、少し離れた区画は白線が引かれていない場所もあるので、停め方には気を付けてください。
紅茶色の湯とフィンランドサウナで整う

茶褐色のモール泉
お湯は茶褐色。紅茶のような色をした、つるつると柔らかい肌ざわりの湯です。
この色の正体は「モール泉」と呼ばれるタイプの温泉。植物由来の成分を含むことで褐色になり、湯口ではモール特有の香りも楽しめます。日本温泉協会から天然温泉の認定を受けていて、美肌に効くと地元でも評判です。
泉質はナトリウム-塩化物炭酸水素塩泉。神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復などに効能があるとされています。湯上がりは体の芯からポカポカが続きます。
サウナ・水風呂・外気浴
サウナはフィンランド式。15人ほど入れる広い空間で、地方の日帰り温泉としてはかなりゆったりしています。
水風呂はしっかり冷たく、サウナ後に入ると気持ちよく締まります。
外気浴の環境も整っています。露天風呂の近くに専用チェアが3脚。室内にも椅子が3脚とベンチがあり、横になって休んでいる人もいます。田んぼを渡ってくる風を感じながらの外気浴は、ここならではの整い方です。
鯉のいる露天風呂
露天風呂のすぐ近くには池があり、鯉が泳いでいます。
たまに池の中からカエルが出てきます。
温泉の中まで入ってくることはありませんが、たまに床のあたりに顔を出している場面に出くわします。湯船から出るときは、踏まないように足元にご注意を(笑)。のどかなこの感じも、ミオンらしさだと思っています。
食事処「越後」と直売所・売店も楽しい

湯上がりの楽しみは食事処「越後」。地元産コシヒカリを使った定食が食べられます。名物は刺身・天ぷら・煮物がセットになった「ミオン定食」。時期によってはイベント食もあるので、その時々で選ぶのも楽しいです。味は、食べてみてのお楽しみということで。

館内の直売所では、地元農家さんの野菜が売られています。これがかなり安い。この日は十日町産のピーマンが1袋100円でした。品数は多くありませんが、大きなズッキーニやお米が並ぶこともあります。生産者さんの名前入りラベルが貼られているのも、地元の直売所らしくていいんですよね。

売店ではアイスクレープが人気とのこと。甘熟王チョコバナナ、あまおう苺、みきゃんクレープの3種類が売れているそうです。風呂上がりの一本にどうぞ。
湯上がりに徒歩で巡る大地の芸術祭3作品
ミオンなかさとは、田んぼと信濃川に囲まれた場所に建っています。
田植え前の時期には、水を張った田んぼに灯籠が飾られることがあります。夕方に見ると水鏡に灯りが映って幻想的で、これだけでも癒されます。

そしてこの周辺には、大地の芸術祭の作品が3つあります。どれも徒歩圏内。湯上がりの散歩がてら、田園風景と一緒に巡るのがおすすめです。
いちばん長い川(オル・オギュイベ/ナイジェリア)

ミオンなかさと入口付近、「黄桜の丘」と呼ばれる場所にある作品です。電線のつながっていない18本の柱がずらりと並ぶ、ちょっと不思議な光景。
柱には、信濃川流域に住む長野県・新潟県の高校生の詩が1本ずつ刻まれています。「川の記憶」をテーマに公募され、詩人の大岡信さんが選んだものだそうです。
1本ずつ読み歩いていくと、信濃川と人の関わりが浮かび上がってきます。現地の解説によれば、水力発電のダムで水を奪われた信濃川の歴史と、近代化の意味を問いかけるプロジェクトとのこと。読み応えのある作品です。
鳥たちの家(ジャウマ・プレンサ/スペイン)

ミオンなかさとの敷地内にそびえる、白い格子模様が美しい鉄製の塔です。鳥の巣箱を積み重ねたような姿から「鳥たちの家」。太陽の光を反射してキラキラと輝く姿がとてもきれいです。
天井付近には鳥のオブジェがちょこんと載せられていて、鳥を介して天と地をつなぐというロマンチックなコンセプトで作られているそうです。夕暮れどきのシルエットが特に映えます。
妻有で育つ木(ホン・スン・ド/韓国)

ミオンなかさと周辺の交差点付近にあり、すぐ見つかります。柱から金属のプランターが吊り下げられ、その中で木が育っている異色のアートです。
現地の解説には、宙に吊られた木を育てるには人の世話が必要で、それは私たちの生活環境と同じ──という人間と自然の関係への問いかけが記されていました。写真に撮ると、なかなか映える作品だと思います。
なお、大地の芸術祭の会期は2026年4月25日(土)〜11月8日(日)。作品の看板には公式アプリの電子スタンプラリーのQRコードも付いているので、巡る方はアプリを入れておくと楽しめます。
車で15分ほど足を延ばせば、芸術祭で一番人気の清津峡渓谷トンネルにも行けます。中里エリアをまとめて巡りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
まとめ|7/19は中里で温泉とアートの一日を
30年続く地元の湯に300円で入れるのは、めったにないチャンスです。
温泉とサウナで整って、食事処でコシヒカリの定食を食べて、湯上がりに田んぼ道を歩いて芸術祭の作品を巡る。中里で過ごす休日として、これ以上ない一日になると思います。
当日行けなくても大丈夫。回数券を使えば1回あたり約670円で、いつでもお得に通えます。まずは一度、あの紅茶色の湯を体験してみてください。
※営業時間・料金・イベント内容は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。See you next time!

