貝掛温泉に日帰りで行くなら、先に言わせてください。昼食を食べたいなら、12時前には館内にいてください。
日帰り客が昼食を注文できるのは、12時から13時までの1時間だけ(公式サイトの表記)。私は13時近くに着いてしまい、食べられませんでした。
貝掛温泉は、新潟県湯沢町の山あいにある一軒宿です。開湯約700年とされ、江戸時代からは「目の温泉」として知られてきた秘湯です(公式サイトより)。
先日、何年ぶりかで日帰り入浴に行ってきたので、行く前に知りたかった7つのことをまとめます。

貝掛温泉の看板。この日は曇りでした。
まずは結論。貝掛温泉の日帰りで知っておきたい7つのこと
- 昼食の注文は12時〜13時の1時間だけ
- 支払いは現金のみ
- 靴はビニール袋に入れて持ち歩く
- 脱衣所に鍵付きロッカーがない
- お湯は温め。湯気が立たない
- サウナはない
- 夏こそおすすめ。冬は電話確認を
入浴料は大人1200円(小学生以下は半額)。入館は11時から14時までで、15時には退館です。支払いは現金のみ(受付で確認しました)。山の中なのでATMもありません。ロッカーや鯉の餌にも100円玉を使うので、小銭を多めに用意してください。
貝掛温泉への行き方が一番の関門。細い道と橋を渡る
三俣スキー場を過ぎ、洞門トンネル、スノージェットを抜けると、右側に案内看板が出てきます。
曲がった先は、国道とはまったく違う景色。細い道と細い橋が続き、「本当にこの道でいいのか」と一瞬不安になりました。でも一本道なので迷いようはありません。
橋は車1台がやっと通れる幅で、車同士が譲り合いながら行き来していました。ハイエースのようなワンボックスや大型車だと、少し怖いかもしれません。

宿へ向かう途中で渡る、川にかかる細い橋。
橋を渡ると、すぐに昔ながらの木造の宿が見えてきます。駐車場はほぼ白線なし。混雑時は誘導員が立つこともあります。意外にも電気自動車の充電器がありました。

緑に囲まれた木造の外観。

駐車場にあったEV充電器。秘湯の宿で見かけて、少し意外でした。
靴はビニール袋。日帰り客だけのルールとロッカー事情
ここが一番戸惑ったところです。
日帰り客は下駄箱を使えません。玄関でビニール袋を1枚もらい、靴を入れて館内を持ち歩きます。知らずに行くと玄関で少し固まります。
そして脱衣所に鍵付きロッカーはありません。有料ロッカーは脱衣所から離れた場所にあり、100円は戻ってきません。貴重品はそもそも持っていかないのが正解です。

館内の100円ロッカー。100円は戻ってこないので、少し驚きました。
館内はレトロ感が満載。木の廊下、兜と提灯のロビー、御薬師様。眼球の断面図の額や、湯船に浸かった目玉の「目の湯治」の置物など、目の湯ならではの展示に思わず笑ってしまいました。

館内にかかっていたレトロな時計。

館内の木の廊下。レトロな雰囲気でした。

「目の湯」らしく、館内には目に関する展示がありました。これは眼球の断面図の額です。

湯船に浸かる目玉の置物。「目の湯治」と書かれていました。
貝掛温泉のお湯は湯気が立たない。ぬる湯に何時間でも
脱衣所は吹き抜けで薄暗く、鏡はありません。あるのはドライヤーと綿棒くらい。洗い場は椅子も桶も木製で、シャワーは少なめです。
浴室に入って驚いたのは、湯気が立っていないこと。ここのお湯は基本的に温めです。
内湯も露天も「温め」と「少し熱め」の2種類。露天は緑に囲まれていて、湯船の中にいながら秘湯の実感があります。
内湯の湯船のふちには木製の湯枕が数個。
温い湯だからいつまでも入っていられる。
なお、サウナはありません。ここは、ぬるい湯にじっくり浸かる場所です。
やらかした話。日帰りの昼食は12時〜13時だけ
7月27日(曇り)、私は13時近くに着きました。13時までなら昼食に間に合うかなと思い、フロントで聞いてみると、昼食のラストオーダーはもう終わっていると言われました。結局、ご飯は食べられませんでした(涙)
米俵が積まれた食事処「白雲」の前を、素通りすることに。雰囲気がとてもよかっただけに、悔しかったです。

食事処「白雲」の前に積まれた米俵。新潟らしい雰囲気でした。
同じ失敗をしないよう、食事も楽しみたい人は11時台の到着をおすすめします。
湯上がりには池の鯉への餌やり(1袋100円)もおすすめです。

鯉の餌は1袋100円で売られています。

庭の池には、たくさんの鯉がいました。
貝掛温泉の日帰りは夏が最高、冬は要注意
私が行った日、湯沢の気温は30度未満。山の中の貝掛温泉は23度前後でした。風呂上がりは扇風機の風が冷たく感じるほど。
夏は、ぬるめの湯が気持ちよく感じました。
裏を返せば、温めの湯は寒い季節には弱点になります。冬や気温が低い日は、湯冷めしそうだと感じました。
冬も営業していると、フロントの方に聞きました。ただ、ここは豪雪地帯です。冬に行くなら、出発前に電話(025-788-9911)で営業状況を確認してください。あの細い道を、雪の日にぶっつけ本番で行くのはおすすめできません(笑)
ちなみに客層は眼鏡の人が多め。目の湯治の看板は伊達じゃないなと納得しました。効能は断言できませんが、私も少しだけ目が癒された気がしています。

目の湯治について書かれた、地域の新聞記事の掲示。
貝掛温泉の基本情報(日帰り入浴・アクセス)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スポット名 | 貝掛温泉 |
| 住所 | 〒949-6211 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686(地図で見る) |
| 電話番号 | 025-788-9911 |
| 日帰り入浴 | 入館11:00〜14:00(15:00退館)・大人1200円(小学生以下は半額)/現金のみ |
| 日帰りの食事 | 昼食の注文は12:00〜13:00(私が行った13時近くはラストオーダー終了) |
| タオル | 貸し出しあり(別料金) |
| ロッカー | 有料100円(返却なし) |
| 定休日 | 冬期も営業(フロントで確認)。豪雪地帯のため、冬は電話確認を |
| アクセス | 関越道 湯沢ICから約12km・約15分(公式サイト) |
| 駐車場 | 白線はほぼなし。EV充電器あり(台数は数えていません) |
| 公式サイト | 奥湯沢 貝掛温泉 |
※料金・時間は変更される場合があります。おでかけ前に公式サイトでご確認ください。(確認日:2026年10月28日・公式サイト)
貝掛温泉の日帰りでよくある質問
日帰り入浴の料金と受付時間は?
入浴料は大人1200円(小学生以下は半額)です。入館は11時から14時までで、15時に退館します。支払いは現金のみでした(受付で確認)。
日帰りでも食事はできますか?
できます。ただし昼食の注文は12時から13時までです。私が13時近くに着いたときは、ラストオーダーが終わっていました。11時台に着いて、先に湯に入る流れがおすすめです。
タオルの貸し出しはありますか?
貸し出しはあります(別料金)。私は持参したので、借りていません。
お湯は熱いですか?サウナはありますか?
内湯も露天も「温め」と「少し熱め」の2種類で、基本はぬる湯です。湯気が立たないほどの温度で、サウナはありません。
冬も日帰り入浴できますか?
冬期も営業しているとフロントで聞きましたが、豪雪地帯で細い道を通ります。出発前に電話で営業状況を確認してください。
まとめ:貝掛温泉の日帰りは11時台の到着がおすすめ
11時台に着いて、湯と食事の両方を確保する。これが貝掛温泉を日帰りで楽しむ答えです。
ベストシーズンは、暑さから逃げられる真夏。冬に狙うなら、雪と営業状況を電話で確かめてから。
細い橋を渡って、湯気の立たない湯に肩まで沈むと、私は、目の疲れが少しやわらいだ気がしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
See you next time!

